借金100万円の過払い金
借金を100万円していたら、いくらの過払い金をしていることが考えられるでしょう。
貸金業者が出資法の29.2%という上限ギリギリの金利を付けていたとしたら、本来支払えばいい利息制限法の15%とどのくらいの違いがあるか、自分で計算することができます。
利息の計算を1ヶ月あたりで算出するには、3段階に分ければ簡単に可能です。
年利という1年間単位の利息が提示されていますので、1番目は1年間の利息を、2番目は1日の利息を、3番目は1ヶ月の利息を計算すればいいわけです。
高金利の過払い金返還請求ができる出資法の金利の計算は、年利が100万円×0.292=292,000円、1日ではこれを365日で割って800円、1ヶ月は31日をかけて24,800円です。
利息制限法の年利は借金の金額により違いますが、100万円では15%なので、年利は100万円×15%=150,000円、1日ではこれを365日で割って411円、1ヶ月は31日をかけて12,710円です。
過払い金分は、これらの差額ですから、24,800円−12,700円=12,090円となります。